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同志社大学を中心に活動する学生劇団、演劇集団Qの日記
長い文章が書きたくなった故
2017年05月02日 (火) | 編集 |

こんばんは、音響班の山田です。突然割り込んでごめんなさい、交換日記を楽しみにしいる方は飛ばしてください。
いやー、すごいですね。役者2人の交換日記。ついに5週目、稽古も佳境に入って来るので、今後さらに深部でのコミュニケーションが行われることとなるでしょう。乞うご期待!

『カズオ』
作:永井愛 演出:西井桃子
5/12(金) 19:00
5/13(土) 13:00 18:00
5/14(日) 13:00
※開場は開演の30分前
※途中入場なし
場所:同志社大学新町別館小ホール
料金:無料カンパ制

キャスト:
パウ
よく笑う子

〜あらすじ〜
預金獲得に奔走する銀行マンの父親たちと、不倫やアルコール・宗教に走る母親たち。それをクールに眺めながらも巻き込まれていく子供たち。「カズオ」の登場によって崩壊していく二つの家庭をたった二人で演じ分ける、どたばたブラックコメディ。

ご予約→シバイエンジン


無駄な話の前に先に宣伝しておきました。

世間はゴールデンウィークですね。我々が稽古の間、皆さんは旅行などでたくさん思い出を作っているのではないでしょうか。
突然ですが、私は「思い出作り」という言葉が好きではありません。ちょっと強引な持って行き方だっただろうか。本当に書きたいのはこっちです。
思い出作りと言うと、一番想定されるのは卒業旅行でしょうか。高校時代の友人と、最後の思い出に旅に出る。まさに思い出作りです。しかし、私はその言葉にどうも違和感を覚えます。
思い出は「作る」などと言うわざとらしい行為によって生まれるものだったのだろうか。その出来事の真っ只中にいるときから、それが「思い出」として過去のものになることを想定している、ということは「現在」に集中していないのでは? と考えてしまいます。
それと同じ理由で、写真を撮るのもあまり好きではありません。勿論、写真を撮るという行為自体が好きな人にとっては全然別の話だとは分かっていますが、自分にとって写真を撮るという行為は「今この瞬間を過去にするための行為」のように感じてしまうのです。写真を撮ってる暇があったら今の瞬間を生きなければ、と思い、後になって写真の少なさに後悔する人間です。(そうやっていつまでも理屈に殺されていろ)
そういうわけで、今は現在に集中することを目標として生きています。
最近、かのベストセラー『嫌われる勇気』を読みました。パウの憧れでおなじみ、片桐仁さんが読んでいたことをきっかけに、自己啓発且つベストセラー嫌いの私が手に取りました。自分の考えを理論的に補強してくれる内容、のように感じて、なかなか良い時期に読めたと思います。好き嫌いは激しいと思いますが、おすすめします。アドラーありがとう。おかげで割と元気に生きています。

目下の悩みは、他人のネガティブをどうやったら受け入れられるのかということです。受け止めきれない重さのネガティブが多すぎる。
特にここ数年、周りで「20歳で死にたい」とか「大学卒業とともに消えたい」という言葉ばかり耳にします。みんなどうしたんだ。落ち着いてほしい。たぶん実際は本気じゃないんだろう(と信じている)けど、その言葉によって影響されやすい自分は先に殺されかけている。やめてくれ!
そういうネガティブな気持ちを口にすることによって、楽になるんだろうか。なっているならいいけど。私は常に負けず嫌いだから、その言葉を半ば受け入れそうになっている自分にも負けたくなくて、だから他人のネガティブに反抗してしまうのかもしれない。おそらくそういった理由から、黙って頷けばいいものを、誰かのネガティブな言動に反抗的な態度を取りがちです。ここに懺悔します。聞き手として失格。
まあでも意外と、みんな自分の言葉にそこまで重みを感じていないんだろうな!自分もきっと知らないところで誰かの傷を抉っていたりするのかもしれない!お互い謝って生きるしかないですね。

もっと楽しいことを書くつもりだったんですが、ここ最近のブログはどうしても闇をさらけ出す場所になってしまうようです。ここまで読んだ方、申し訳ありません。
それにしても、よくもまあこんなに取り留めのないことばかり考えているな自分は。誰もそんなこと考えて「思い出作り」って言葉使ってないから!バーカバーカ!理屈に殺されろ!
最近諸事情により性格診断をしたところ、感情表現度が-100%と出ました。笑えますね。理屈に殺された人間の末路って感じですね。みなさんは適度になにも考えずに生きて下さい。

youdie、このブログを読んでいたら返事を下さい。一文字でもいい。
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